姫リンゴの花が華やかです。柔らかな繊細な花びらです。紅をさしたような蕾からだんだん色が薄くなっていく様子も魅力的です。私の大好きな花です。うっとり眺めてしまいます。この木は何回か植え替えたからでしょう、年数は経っているのに小ぶりです。今年はやる気になってくれたようで、葉の数も増え、細い枝にこんもりと沢山の花をつけてくれました。
後ろの黄色い花は、白菜です。白菜は姿が乱れてきたので、摘んで江戸切子に入れてみました。菜の花は可愛いくて元気が出ますね。茎がだんだん伸びてくると、葉は先がとんがって細身になっていきます。味も苦みを増し、残念ながらもう美味しくなくなりました。
我が家は塀がなく、犬が外に出ないように作ったフェンスだけで、何とも開放的です。近所の人しか通らないの出来ることですが、子供にはちょっと不評です。
目の前はサクランボの木が2階のベランダにもたれかかるように立っています。その下には敷石があって、両脇を都忘れが飾っています。佐渡に流された順徳天皇の、「この花を見ると都への思いを忘れられる」とのお言葉が、名の由来だと言われています。お日様にあたって元気に輝いています。