自然教育園 ハチ目

ミツバチ科~セイヨウミツバチ

セイヨウミツバチ

  • ハチ目ミツバチ科ミツバチ亜科
  • 分布 全国 明治時代に移入される
  • 大きさ 女王バチ17~20mm、働きバチ12~14mm、♂13~15mm
  • 出現期 3~10月
  • 食べ物 花の蜜、花粉
  • 完全変態
セイヨウミツバチ

5月9日・自然教育園

 

ニホンミツバチより一回り大きく、オレンジ色が鮮やかです。黄色い毛に覆われ、複眼にも長毛が生えています。腹部後方の縞模様が太くなっています。後翅の翅脈がH型がニホンミツバチ、Y型がセイヨウミツバチです。

木の空洞、岩の裂け目、人間の作った巣箱などに営巣します。大きさは約30~50cmのハニカム構造。「王台」と呼ばれる育児室に産み付けられた卵が女王バチになります。産卵は女王バチのみ、寿命は3年ほど。働きバチは全てメスで巣の建設、食量の調達、幼虫の世話などを行います。巣の温度、湿度管理、掃除なども働きバチの仕事です。また複雑なコミュニケーションを用いるそうです。よい蜜源の場所を8の字ダンスで方向を、その速さで距離を仲間に伝えます。働きバチは通常1ヶ月、冬季は半年の寿命、オスは交尾のみの役割。新女王バチが産まれると、女王バチは半数の働きバチを引き連れて分蜂します。

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