シャチホコガ
- チョウ目シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科
- 分布 北海道、本州、四国、九州
- 開帳 50~60mm
- 成虫の出現期 5~6月、8月 年2化
- 完全変態
- 越冬 蛹 落葉下で
幼虫
- 幼虫の食べ物 広食性 広葉樹の葉
- 幼虫の出現期 5~7月、9月
- 幼虫の大きさ 45mm
杭の上でじっとしていました。もしかして・・10日に見つけた幼虫は3mほど離れた場所でした。
背面の突起はまだ小さい。中胸脚、後胸脚は赤褐色で極端に長くなっています。
尾端の突起は長く棍棒状。
腹脚で葉軸を掴んでぶら下がっていましたが、警戒したのか胸脚を広げて頭胸部と尾端をしっかりとくっ付けてしまいました。体色は茶褐色、前胸脚は短く、中胸脚、後胸脚が極端に長くなっています。第1~3腹節の隆起は大きく、後方を向いています。よく似たヒメシャチホコは隆起が小さく上方を向いています。ヒメシャチホコは第1腹脚の側面に黒褐色の紋がありますが、シャチホコガにはありません。
胸脚を折りたたんで静止しました。日本では鯱に例えられ、英語圏ではロブスターモスと呼ばれます。