自然教育園 生き物

ハムシ科~ハンノキハムシ

ハンノキの葉の上には光沢のある藍黒色のハムシが、うじゃうじゃ。少し前には、この幼虫が並んで葉を食べ、茶色に変えていました。

ハンノキハムシ

ハンノキハムシ

7月3日・ハンノキ・自然教育園

  • 甲虫目ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科
  • 分布 北海道、本州、四国、九州
  • 大きさ 5~8mm
  • 出現 4~9月
  • 食草 幼虫成虫とも ハンノキ属(ハンノキ、ケヤマハンノキ) ヤナギ科 カバノキ科 ブナ科 ニレ科 バラ科の葉
  • 完全変態 年1化
  • 越冬 成虫

ハンノキハムシ

成虫

ハンノキハムシ 

藍色を帯びた光沢のある黒色のハムシ、触角が長い。触角、脚とも黒色。

ハンノキハムシ

成虫は穴をあけるように葉を食べます。

 

幼虫

ハンノキハムシの中齢幼虫

6月10日・ハンノキ・自然教育園

 

黄褐色に黒い班点がたくさん入ります。

ハンノキハムシの幼虫

6月12日・ハンノキ・自然教育園

 

葉の表面を削るように食べ、葉は網目状になり、褐変して汚くなってしまいます。

ハンノキハムシの終齢幼虫

6月3日・ハンノキ・自然教育園

 

12mmほどの黒色の終齢幼虫、3対の前脚と、尾端は吸盤状で疣脚はありません。

生態

越冬成虫は4月頃に現れ、葉に穴をあけるように食害します。5月頃、食草の葉裏に黄色い卵をまとめて産み付けます。6~7月に孵化した幼虫は老熟すると蛹化して土中に潜ります。7~8月、2週間ほどの蛹の期間を過ごすと、羽化し土中から出て秋までは葉を食べ、落葉の頃には越冬体勢に。落ち葉の下や、浅い土中で越冬します。

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