コカシワクツブトゾウムシ
- 甲虫目ゾウムシ科クチブトゾウムシ亜科
- 分布 北海道、本州、四国、九州
- 在来種
- 大きさ 3.5~4.5mm
- 出現期 4~9月 年1化
- 幼虫の食べ物 広葉樹の髭根
- 成虫の食べ物 広葉樹ブナ科カシワ、クヌギ、コナラなどの葉
- 昼行性
- 完全変態
- 越冬 成虫
口吻が短いクチブトゾウムシの一種です。灰褐色の鱗片に覆われ、暗褐色の斑紋があります。前脚腿節下面に小鋭歯があります。よく似たクチブトゾウムシにカシワクチブトゾウムシ、ケブカクチブトゾウムシがいます。ケブカクチブトゾウムシは5~6mmと大きく、名の通り毛深い。カシワクチブトゾウムシは4~5mmと大きく、口上板が鱗片に覆われてなく地色の黒色が見えます。またカシワクチブトゾウムシは前胸背板後縁が翅側にせり出すのに対して、コカシワクチブトゾウムシは直線的です。
大顎の左側に突起が見えます。新成虫限定の牙状突起、蛹室から地上に出る時に使い、地上に出ると間もなく脱落するそうですが、何やらそのように見えるのですが・・・
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