サトキマダラヒカゲ
- チョウ目タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科
- 分布 北海道、本州、四国、九州の平地から低山地
- 日本固有種
- 開帳 55~60mm
- 出現期 4~9月 年2化
- 幼虫の食べ物 タケやササ類の葉
- 成虫の食べ物 コナラ、クヌギなどの樹液、果実、獣糞
- 完全変態
- 越冬 蛹 葉裏などで垂れ蛹
低い草の葉にしがみついていました。薄暗い場所を好みます。止まるときは翅を閉じるので翅表は見られません。翅表は褐色、翅裏は黄褐色の地色に複雑な斑紋が並びます。以前はキマダラヒカゲとして同種だったヤマキマダラヒカゲとよく似ています。翅裏の違いは前翅裏の第4室と5室の眼状紋がヤマに比べて黒点が小さく黄環部が広くなっていこと、また翅基部の3斑紋が直線的であることなど。コナラの木の周りを結構勢いよく飛び回っています。