ミカドトックリバチ
- ハチ目スズメバチ科ドロバチ亜科
- 分布 北海道、本州、四国、九州
- 大きさ 10~15mm
- 出現期 6~9月
- 幼虫の食べ物 シャクガなどの幼虫
- 成虫の食べ物 花の蜜
- 昼行性
- 完全変態
- 越冬 前蛹
光沢のある黒色に、点刻が密に入り、黄色い斑紋が入ります。斑紋には変異があり、秋型は黄色い斑紋が発達するようです。前伸腹節、第1腹節、第2腹節に黄色の帯があります。翅は暗色で前縁が暗褐色。脚は黒色と黄色。
触角は13節、第2節が短く、先端はフック状になっています。メスは頭楯に黄色い3つの斑紋に分かれ、オスは全体が黄色です。
泥でとっくり状の巣を作り、仮死状態のシャクガなどの幼虫を詰め込み、1個の卵を産み付け、蓋をします。前蛹の状態で越冬、春に蛹になり、羽化し脱出します。
ナガボノシロワレモコウにやって来た上の個体より斑紋が派手な個体。
頭楯を見るとオスです。