ブナキリガ
- チョウ目ヤガ科ヨトウガ亜科
- 分布 北海道、本州、四国、九州
- 出現期 3~5月 年1化
- 開帳 31~35mm
- 幼虫の食べ物 バラ科、ブナ科、マンサク科の葉
- 完全変態
- 越冬 蛹
杭のロープにすっかり頭を突っ込んでいました。頭突っ込むの好きですよね。春に出現するヨトウガ、春キリガです。ホソバキリガとよく似ています。ブナキリガはホソバキリガより小型です。ブナキリガは亜外縁線が緩やかなカーブを描いていますが、ホソバキリガは前縁付近で折れ曲がります。ブナキリガは腎状紋と楕円形の環状紋が大きく、その間隔は狭く淡色環に縁どられていますが、ホソバキリガは紋が小さく離れています。触角はオスが鋸歯状、メスは糸状、触角は確認できませんでした。
春に羽化して枝に産卵、孵化した幼虫は葉を綴って食害します。土中で蛹となり越冬します。