イソギク
- キク科キク属の多年草
- 自然分布 本州 関東以西の太平洋側の海岸の崖地
- 在来種
- 高さ ２０～５０ｃｍ
- 花期 １０～１２月
- 別名 岩菊 泡菊
茎・葉
細長い地下茎で四方に広がります。茎は斜上し、葉は密に互生します。若い茎には銀白色の毛があります。葉は厚く葉表は濃緑色、葉脈は目立たず、縁は白色、腺点があります。葉裏は丁字状毛が密生し銀白色です。倒披針形から倒卵形で基部は楔型、鈍頭、葉は全縁、もしく上部は浅く丸みのある切れ込みが僅かに入ります。
花
頭花は茎頂に花径５ｍｍほどの黄色い花を散房状に付けます。舌状花はなく筒状花のみです。
総苞は半球状、花は先端が５裂し裂片は三角形、開出して反り返ります。花柱は２裂し飛び出しています。
白縁のある鮮やかな緑色の花に小さな黄色い花の集まりは庭を明るくしてくれます。