シロビフユシャク
- チョウ目シャクガ科フユシャク亜科
- 分布 北海道、本州、四国、九州、対馬、屋久島
- ♂開帳 30~38mm ♀体長 9~12mm(無翅)
- 出現期 12~2月
- 幼虫の食べ物 広食性 アケビ科、カバノキ科、ブナ科、クルミ科、ヤナギ科、バラ科、ムクロジ科、モクセイ科の植物の葉
- 成虫は不食
- 完全変態
成虫 ♂
触角は両櫛歯型、上翅には内横線と外横線に白帯があり、両線の間は濃灰色、シロオビフユシャクの特徴は、上翅前縁の外横線の基部の白帯が鋭角に曲がり、翅頂から黒条が入ることです。
写真下部の黒い線は1mm、前翅長は葯17mmほど。山地に分布する種は小型で翅が細長いそうです。メスは翅がなく飛べません。
よく似たクロバネフユシャクは地色が黒っぽく外横線の曲がり方が異なり、シロオビフユシャクより小型です。
幼虫
幼虫は白灰型、黄緑型、赤褐色型があり、20~25mm。クヌギ、コナラ、サクラ類がお好きのようです。