自然教育園 ハエ目

ヤドリバエ科~マルボシヒラタハナバエ

マルボシヒラタハナバエ

  • ハエ目ヤドリバエ科ヒラタヤドリバエ亜科
  • 分布 北海道、本州、四国、九州
  • 大きさ 6~8mm
  • 出現期 4~10月
  • 幼虫の食べ物 シラホシカメムシ、チャバネアオカメムシなどに寄生
  • 成虫の食べ物 花、果実
  • 完全変態
  • 越冬 幼虫
  • 別名 マルボシヒラタヤドリバエ
マルボシヒラタハナバエ♂

♂・8月14日・自然教育園

 

メスの胸部は黄色い肩部を除いて黒色、オスの胸部は前半が黄褐色、後半が黒色。腹部は黄褐色から赤褐色、左右対称に丸い黒斑が入ります。メスの方が黒斑が大きい。前翅は透明で付け根が黄色です。

寄生するのはシラホシカメムシ、チャバネアオカメムシ、アオクサカメムシミナミアオカメムシなど、メスは寄生主の背中に乗り、振り落とそうとして翅を開いた隙に腹部背板に産卵します。数日で孵化し、体液を摂取します。老齢になると脱出し、蛹になります。10月以降は幼虫のまま寄生主の体内で越冬します。

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