トラフカミキリ
- 甲虫目カミキリムシ科カミキリ亜科トラフカミキリ属
- 分布 北海道、本州、四国、九州、南西諸島
- 大きさ 15~25mm
- 出現期 7~9月
- 幼虫の食べ物 クワ、ヤマグワの樹皮や材
- 成虫の食べ物 花の蜜
- 昼行性
- 完全変態
- 越冬 幼虫
スズメバチに擬態しています。体色は黒色、黄褐色、赤褐色、黒色の短毛に覆われています。頭部は黄色、前胸背は円く大きく横筋が入り、上翅は少し短め、腹端にかけて緩やかに狭まり、矢じり型の斑紋が入ります。樹皮の隙間に産卵、樹皮下を食べ、次第に材に穿孔、幼虫で摂食しながら越冬し、5月頃蛹化、羽化して脱出します。
本土亜種、奄美沖縄亜種の2亜種、前胸背の斑紋が異なります。