コガタコガネグモ
- クモ目コガネグモ科コガネグモ属
- 分布本州、四国、九州、南西諸島
- 大きさ ♂4~5mm ♀8~12mm
- 出現期 7~9月
- 食べ物 昆虫
- 正常円網
- 越冬 幼体(卵嚢内で)
メス
日当たりの悪い樹木の枝葉の間や草間に垂直に正常円網を張り、✕型や不完全な白帯を付けます。幼体の時は円くジグザグの渦巻き状の白帯です。白帯に重なるように足を2本揃えて止まります。
危険を察知すると網から飛び降り草むらに隠れます。腹部には白色、黄色、黒色、赤色の帯が並び、白点が入ります。腹部の下側面は黒色で白い短い線が並びます。脚は褐色、淡褐色の斑と黒色の斑が入ります。
9~10月頃網から離れた所に網を作り淡褐色の卵嚢を1~3個つけます。中には300個以上の卵が入り孵化した幼体は卵嚢内で越冬し、春になると外に出ます。