マツヘリカメムシ
- カメムシ目ヘリカメムシ科ヘリカメムシ亜科
- 分布 本州、九州
- 帰化種 北米から渡来 2008年に東京で確認された
- 大きさ 18~20mm
- 出現期 3~11月
- この名前が付いたのは2009年
- 不完全変態
- 越冬 成虫
細かな毛がはえていて光沢はありません。赤褐色で背中の重なった翅の部分に線状または菱形状の白い模様があります。腹部側面にも段々の模様があります。
後ろ脚大きく発達していて、オール状の葉状片があり、7個ほどの鋸歯があります。真ん中の脚にも小さな棘が数個あります。
お日様が気持ちいい午後、ベランダの手すりにじっとしているマツヘリカメムシを見つけました。
生態
幼虫は5回の脱皮で成虫になります。幼虫はオレンジ色に黒い斑点があります。幼虫も成虫もマツの新芽、マツカサ、種子などから吸汁します。春に葉の付け根に卵を数個産み付け10日ほどで羽化します。秋にはすべて成虫になり木の隙間や家の中に入り込んで越冬します。配管を壊したりもするそうです。
北米、ヨーロッパ、日本で生息地を急速に拡大しているそうです。