自然教育園 生き物 ハエ目

カ科~ヒトスジシマカ

人にとって一番危険な存在。

ヒトスジシマカ

  • ハエ目カ科ナミカ亜科ヤブカ属
  • 分布 東北以南
  • 大きさ 4~5mm
  • 出現期 5~11月
  • 食べ物 花の蜜 メスが卵を持っているときは動物の血
  • 完全変態
  • 越冬 卵
  • 感染症 デング熱、ジカウィルス、ウエストナイル熱の感染源
ヒトスジシマカ♂

♂・10月25日・自然教育園

 

触角はオスは羽毛状、メスは糸状、二酸化炭素や人の汗の臭いを感じます。黒色に白色の縞模様、胸部背面に1本の白い正中線があります。

ヒトスジシマカ♂

住宅地の蚊

ヒトスジシマカ

活動温度は25~30℃
活動時間は日中
地表近くの動物がターゲット、特に人間の血が好き
白黒の縞模様はいる場所がわかりにくくする効果があり
ボウフラは空き缶や植木鉢の受け皿など少量の水で発生
移動は100mほど、水面近くでバラバラと産卵
乾燥に強く、孵化はバラバラ、雨が降ると孵化
デング熱、ジカ熱、チクングニヤ熱の原因のウィルスを媒介

アカイエカ
活動温度は20~30℃
活動時間は夕方から明け方
高い場所を飛ぶ 人の血も吸うが、樹上の鳥の血などを吸う
葉裏などにいて赤茶色の目立たない色
ボウフラは泳ぎが得意 側溝や雨水桝などで発生
産卵場所を探して数キロを移動、水面にまとめて産卵、一斉に孵化
日本脳炎、ウエストナイル熱を原因のウィルス媒介

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