黒に赤い紋があるカミキリムシです。
キクスイカミキリ
- 甲虫目カミキリムシ科フトカミキリ亜科キクスイカミキリ属
- 分布 北海道、本州、四国、九州
- 大きさ 6~9mm
- 出現期 4~7月 年1化
- 幼虫の食べ物 キク科の茎や根
- 成虫の食べ物 キク科の茎や葉
- 昼行性
- 完全変態
- 越冬 成虫 秋に羽化して蛹室内に留まる
黒色、前胸背板の中に赤褐色の斑紋が入ります。赤い班がない個体もあります。
腹部は第2節から赤褐色。脚は黒色に前肢腿節が赤褐色です。
立派な触角です。
羽化した成虫は4~7月にキク科の植物の10cmほど下の茎に1cmほどの間隔でぐるりと輪状に傷を付けその中に1個の卵を産み付けます。維管束を切られて先端はしなだれます。孵化した幼虫はまずしなだれた部分を食べ、その後茎の中を食べ進んで下に降り地際で蛹になりま羽化した成虫はそのまま春まで蛹室に留まります。