自然教育園 甲虫目

カミキリムシ科~ヨツスジハナカミキリ(四条花天牛)

黄色と黒の縞模様がよく目立つ、少し小型のカミキリムシです。

ヨツスジハナカミキリ

  • 甲虫目カミキリムシ科ハナカミキリ亜科
  • 分布 日本(北海道、本州、四国、九州)、朝鮮半島、中国
  • 大きさ 9~20mm
  • 出現期 6~9月
  • 幼虫の食べ物 針葉樹の材
  • 成虫の食べ物 花粉、蜜
  • 昼行性
  • 完全変態
  • 越冬 幼虫、材内で摂食しながら
ヨツスジハナカミキリ

6月8日・自然教育園

 

上翅に帯が4本入り黄色と黒の縞模様、アシナガバチに擬態していると言われています。頭部と前胸背部は暗褐色、脚は黄褐色で先端が黒色、後ろ脚になるほど黒色の部分が長くなります。

ヨツスジハナカミキリの交尾

交尾中・6月6日・自然教育園

 

オスとメスは同形、オスの方が触角が長く、スリムでやや小型です。オスは後脛部の中央から後方が膨らみます。

ヨツスジハナカミキリ

6月10日、自然教育園のガクアジサイで交尾中

 

ガクアジサイ、ノリウツギ、クリ、リョウブ、ミズキなどにやってきます。

ヨツスジハナカミキリ・ガクアジサイで交尾中

幼虫は白色の芋虫です。

-自然教育園, 甲虫目

Copyright© 奥行き1mの果樹園 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.