クロサンカクモンヒメハマキ
- チョウ目ハマキガ科ヒメハマキガ亜科
- 分布 本州、対馬
- 開帳 20mm
- 出現期 4~6月 年1化
- 幼虫の食べ物 ブナ科コナラ、ミズナラなどの堅果
- 完全変態
- 越冬 幼虫
草の上をひらひら飛ぶ茶色い小さな存在に気が付いて目で追ってると、数羽に増えました。そして接近して下降、枯葉に紛れるとと探すのが大変でした。クロサンカクモンヒメハマキは春に現れるヒメハマキ、前翅は褐色の地に、前縁には白黒の縞模様、前翅中央付近に三角状の黒色の斑紋が入り、その外側下方に淡褐色の楕円形の斑紋が見られます。褐色の濃淡や斑紋に変異が多く、メスは特に斑紋が不明瞭なものが多いそうで、メスのみだと判別がつかないように思います。このメスも褐色に暗色部分が広がっています。
よく似たヘリオビヒメハマキは秋に出現します。