自然教育園 生き物

コガネグモ科~ナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)

明るい草原の低い草の間に、特徴的な網を張って、中央に陣取る奇麗な蜘蛛です。

ナガコガネグモ

  • クモ目コガネグモ科
  • 分布 北海道、本州、四国、九州、南西諸島の明るい草原
  • 大きさ ♂6~12mm ♀20~25mm
  • 出現期 8~11月 年1化
  • 食べ物 昆虫
  • 越冬 卵嚢の中で幼虫

幼体

ナガコガネグモの幼体

7月3日・自然教育園

 

草の間に縦に垂直に円形の網を張ります。中心にジグザグに隠れ帯があり、中央に頭を下向きに陣取っています。

ナガコガネグモの幼体

7月3日・自然教育園

 

刺激を受けるとびっくりするぐらいにぶんぶんと網を揺らします。亜生体では縦長の菱型の隠れ帯になります。

獲物ゲット

ナガコガネグモ

7月23日・自然教育園

 

獲物ゲット、糸を束にしてぐるぐる巻きに。むしゃむしゃ食べるのではなく毒液で弱らせ、消化液を注入して体液を吸い取ります。

ナガコガネグモん♀

8月20日・自然教育園

 

胸部背面は黄色みを帯び、白毛が密生しています。腹部は楕円形前面は平たく後部は尖っています。腹部には黄色に細い黒褐色の縞模様が入り、疎らに白い帯が入ります。歩脚は灰褐色で、黒い縞模様が入り、疎らに刺があります。成体になるとリボン状の縦長の隠れ帯になります。

ナガコガネグモ♀

8月20日

 

そろそろ産卵も近いかな。裏側は複雑な模様。

卵嚢

ナガコガネグモの卵嚢

12月23日・自然教育園

 

9~10月、草の間に不規則な網状の足場を作り、膜で蓋をされた直径2~3cmの壺状の卵嚢をくっ付けます。まず蓋にあたる部分を作り、そこに卵塊を付け、そこに糸を巻き付けクッションにし、それを壺状に覆います。中には黄色い1mmにも満たない900個ほどの卵が入っています。

1か月ほどで孵化し、そのまま卵嚢の中で育ちます。越冬して翌週に脱皮して解散です。

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