自然教育園 池田山公園 生き物

ミフシハバチ科~ルリチュウレンジ(瑠璃鐫花娘子蜂)

他の昆虫類が少なくなってきたなと感じる頃にでも、ハエ達に交じってよく見かける、小さいながら瑠璃色に輝く奇麗なハバチです。

ルリチュウレンジ

ルリチュウレンジ

ルリチュウレンジ♂・10月3日・アシタバ・どんぐり公園

  • ハチ目ミフシハバチ科
  • 分布 北海道、本州、四国、九州、南西諸島
  • 大きさ 8~10mm
  • 出現期 4~10月
  • 食性 幼虫ーツツジ類の葉 成虫ー花の蜜
  • 完全変態
  • 越冬 蛹
ルリチュウレンジ♂

♂・10月3日・アシタバ・どんぐり公園

 

全身が光沢のある瑠璃色に輝いて美しい。広腰亜目に分類されるグループで腰のくびれがなく寸胴です。翅は半透明、触角は3節、第1と第2節は極端に短く、第3節が長く棍棒状です。科名のミフシの由来です。雄の触覚には短毛が並び、雌の触覚は短く短毛がありません。毒針は持ちません。

ルリチュウレンジ♀

♀・10月26日・キヅタ・池田山公園

 

ツツジ類の葉縁の葉裏側の組織内に、先端が鋸状の産卵管を差し込み、列状に産卵します。瑠璃鐫花娘子蜂という名にある「鐫」という漢字ですが、、読み方はノミ、うかつ、大工さんのノミのことで、卵が並ぶ痕跡がノミに例えられているとのこと。幼虫は孵化後、群れを成して葉を食害し、成熟すると地面に降り土の中に入り蛹となり越冬します。早春、初夏、初秋に年3回出現します。

ルリチュウレンジ

交尾をして有性生殖をする他に、単為生殖で産卵することもできます。有性生殖での受精卵は全て雌、単為生殖による未受精卵からは全て雄になるようです。

ルリチュウレンジ

10月7日・アシタバ・どんぐり公園

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