青く輝く蜂、美しいハチでした。見かけた場所を何度か探しましたが、1度しか会うことができませんでした。
セイボウ
- ハチ目セイボウ科
- 大きさは2~20mm
- 寄生バチ
- 成虫の食べ物 花の蜜花粉
- 完全変態
皮膚は固く、表面は強い点刻が刻まれています。腹部は普通3節、(4~5節の種もある)腹部は丸く、2~6歯があって、種類の特定につながります。驚くと体を二つに畳んで死んだふりをします。ドロバチ、ジカバチ、トックリバチなどの巣に産卵し寄生、幼虫を食べたり、親が運んでくる餌を横取りする労働寄生をします。
自然教育園ではオオセイボウ、イラガセイボウ、ハラアカマルセイボウが確認されていますが、この写真では同定ができませんでした。
セイボウ亜科
クロバネセイボウ
- 青い金属光沢 4歯
- 分布 本州、四国、九州
- 大きさ 10~13mm
- 寄生 ルリジカバチ
ミドリセイボウ
- 青緑色の金属光沢 5歯
- 分布 本州、四国、九州、沖縄
- 出現期 6~8月
- 大きさ 10~13mm
- 寄生 ルリジカバチ
ハラアカマルセイボウ
- 頭部、胸部が緑色、腹部が赤銅色
- 分布 北海道、本州、九州
- 出現期 6~10月
- 大きさ 5~8mm
- 寄生 ツチスガリ
オオセイボウ
- 頭部胸部は緑、背面は紫色を帯びる 第1背板は緑、第2は紫、第3背板は濃紫色 4歯
- 分布 本州、四国、九州、沖縄
- 出現期 6~10月
- 大きさ 13~20mm
- 寄生 スズバチ、トックリバチ
リンネセイボウ
- 頭部、胸は緑、腹部は背面は赤色 4歯
- 分布 北海道、本州、四国、九州、南西諸島
- 大きさ 8~14mm
- 寄生 ドロバチの仲間
イラガセイボウ
- 青緑色、腹部に金色の部分がある 6歯
- 分布 北海道、本州、四国、九州、南西諸島
- 大きさ 9~12mm
- 寄生 イラガの繭