マエアカスカシノメイガ
葉をひっくり返してみると、マエアカスカシノメイガがへばり付いていました。透けるような翅に赤い筋が入って奇麗な蛾です。
- チョウ目ツトガ科
- 分布 日本全国
- 開帳 30mm
- 出現 4~9月 暖地では通年
- 幼虫の食べ物 キンモクセイ、イボタノキなどモクセイ科の葉
- 成虫の食べ物 花の蜜
- 昼行性 灯火にも飛来
- 完全変態
- 越冬 成虫
翅には鱗粉が少なく半透明に透けて見えます。前翅の前縁に赤褐色の筋が入っています。頭部、胸部、腹部、脚も白色。触角は白い糸状。
ナガボノシロワレモコウに不自然にぶら下がっている白い蛾を見つけて写真を撮ってみると・・クモに捕らえられたマエアカスカシノメイガの♂、雄には尻尾に黒い手束があります。
ベランダで元気をなくしたマエアカスカシノメイガ
若齢幼虫は光沢のある淡緑色の芋虫、葉裏に荒い糸を張って潜み、葉の表面を削るように食べます。老齢幼虫になると葉を巻いて中で繭を作って蛹になります。