自然教育園 生き物

サシガメ科~シマサシガメ(縞刺亀)とヨコヅナサシガメ(横綱刺亀)

シマサシガメはピンク色の花が今が盛りのチダケサシで見つけた、黒地に白い縞模様、細マッチョな格好いいサシガメです。そして桜の木の窪みで見つけたのは小さな怪獣。

シマサシガメ

シマサシガメ

  • カメムシ目カメムシ亜目サシガメ科
  • 分布 日本(本州、四国、九州)中国、朝鮮半島、台湾、インド
  • 大きさ 13~16mm
  • 出現 6~8月
  • 不完全変態 幼虫で越冬

シマサシガメ

雄と雌は同形。艶のある黒色に腹部と結合板と腿節が白の縞模様の細身のサシガメです。頭部は細長く突出し、触角は糸状で長く4節。側面にある複眼の後ろに単眼があります。胸背がこんもりと盛り上がっています。

シマサシガメ 

シマサシガメは肉食、ハムシやテントウムシなどの小型の甲虫やチョウやガの幼虫に口吻を刺して体液を吸います。口吻は太く短く普段は畳まれています。

シマサシガメの若齢幼虫

9月、葉陰で見つけた若齢幼虫です。

ヨコヅナサシガメ

サクラの幹の窪みで見つけた日本最大級のサシガメ、ヨコヅナサシガメ。

ヨコヅナサシガメ 

  • カメムシ目カメムシ亜目サシガメ科
  • 分布 本州、四国、九州
  • 中国、東南アジア原産の渡来昆虫
  • 大きさ 16~24mm
  • 出現  4~7月
  • 不完全変態

光沢のある黒色で毛に覆われています。頭部は細長く突出し、側面の白色の結合板が、大きく広がり反り返り波打ち、ピアノの黒鍵のような黒斑が入ります。

ヨコヅナサシガメ

産卵のために降りてきたのでしょうか。サクラの木の窪みで

脚の基部が真っ赤です。

6~7月に産卵、幼虫で越冬します。幼虫はサクラ、エノキ、ケヤキなどの樹洞やくぼみで密な集団生活を送り、集団で大きな獲物を捕食するそうです。毛虫や芋虫、クモなどの昆虫に口吻を刺して体液を吸います。羽化した直後の成虫は鮮やかな赤色で、時間が経つと黒色に。真っ赤なヨコヅナサシガメに会ってみたいものです。

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