緑の鈴、ネックレスのようにつながった緑の鈴は涼やかで愛らしく、お花はポップ、魅力的な多肉です。
グリーンネックレス
キク科のセネキオ属の多肉植物。先がちょっと尖った丸い球がネックレスのようにつながった多肉植物です。別名「緑の鈴」、英名はストロング・オブ・ビーズアフリカ、ナミビア原産で、乾燥地帯に自生しています。地面を這うように伸びて、たっぷりと水分をため込める形になっています。ほのかな芳香があります。
花
花期は9~12月。葉腋から「し」の字型に伸びた5cmほどの花茎の先に花を付けます。
舌状花はなく、先端が5裂した白い管状花から赤い花糸が伸びています。赤い花糸の先端から黄色い花粉が零れています。
花粉を出し終えた花糸の間から先端が2裂したピンク色の柱頭が伸びています。飾り物にしたいようなポップな面白い花です。
育て方
直射日光は避けレース越しなどの柔らかい日差しのほうが グリーンの色を綺麗に保てます。結構可愛い花ですが、株のためには花茎の付け根の方からカットします。
水やり
春と秋が大好きな春秋型、この時期は土が乾いたら2,3日してたっぷりお水をあげます。休んでいる夏と冬は土が乾いてもぐっと我慢、しばらく空けてから水やりをします。
植え替え
春に2年に一回ぐらい。土が固くなると水はけが悪くなって根腐れを起こします。
増やし方
春に10~15cmの長さに切って水差しをするか土をかぶせておきます。
ミカズキネックレス
同じセネキオ属のミカズキネックレスです。別名ゲンゲツ(弦月)。こちらの方が少し難しいようですが、育て方などはグリーンネックレスとほぼ同じです。他に斑入りのグリーンネックレスやグリーンネックレスより粒が大きく葉の形がモモのようなピーチネックレスなどがあります。
多肉植物も面白い。