11月初めの晴れた朝、ベランダで見つけた変な奴。やっと正体がつかめました。
エゾギクキンウワバ
- チョウ目ヤガ科キンウワバ亜科
- 分布 北海道、本州、四国、南西諸島
- 開帳 28~33mm
- 出現期 6~11月 年2~3化
- 幼虫の食草 キク科
- 成虫の食べ物 花の蜜
- 夜行性
面白いフォルムをしています。前翅の中央に白状紋がありますが、個体差も大きく点状のものやないものもあるそうです。胸部の背中に2つの鶏冠のような毛の塊、腹部の背中にも1つの毛の塊があります。
生態
開けた草地や公園、河川敷などに生息しています。成虫は6月から11月にかけてみられ、日中は草むらなどに隠れていて、夜になると花の蜜をすいに活発に活動します。
終齢幼虫
10月の中旬にアレチノギクの側で終齢幼虫を見つけました。駐車場を移動中でした。尺取り虫のように移動中です。右側が頭です。体に比べて頭が小さい
お腹を出してこけちゃいました。脚が可愛い。
そして、こんな体制に
幼虫はキク科の柔らかい葉や花弁を食べます。エゾギク、セイタカアワダチソウ、アレチノギク、キンセンカ、ヒメジョン、ヒルガオなど。葉の間に薄い繭を作ってその中で蛹になります。