ヤマイモハムシ
- 甲虫目ハムシ科クビボソハムシ亜科
- 分布 本州、四国、九州、南西諸島
- 大きさ 5~6mm
- 出現期 越冬成虫4~6月、新成虫8~10月 年1化
- 食べ物 幼虫、成虫ともヤマノイモやオニドコロなどのヤマノイモ科の葉
- 完全変態
- 越冬 成虫
頭部、胸部は赤褐色、上翅が青藍色の光沢をもつ黒色、脚も藍色を帯びています。触角は黒色で、第1節が赤褐色です。複眼の後ろで強く括れ、前胸部側面中央部で括れて後ろ縁に横溝が入ります。前翅肩の部分の内側に短い縦溝があり、中央に小さな窪みがあります。上翅には明確で規則正しい縦に点刻が入ります。
邪魔者?
5月中旬~7月に新芽に橙黄色の卵を産み付けます。数日で孵化し、集団でヤマノイモ類の葉を食べて成長します。幼虫は終齢で6~7mm、淡褐色で背面に糞を背負います。葉裏に白色の繭の中で蛹になります。夏頃には新成虫が出現し、10月には落葉下や隙間などで越冬します。