オレンジ色の頭と胸、クリーム色の翅にお尻の黒い斑紋がチャームポイントの小さなハムシです。
アトボシハムシ
- 甲虫目ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科
- 分布 北海道、本州、四国、九州
- 大きさ 4.5~5.5mm
- 幼虫の食べ物 植物の根
- 成虫の食べ物 アマチャヅル、カラスウリ、ゴマナ、ウツギ、イボタノキなどの葉や花粉
- 完全変態
- 越冬 成虫
雌雄同型、ややメスが大型です。頭部、胸部は黄褐色、上翅は淡黄色、上部中央に一対の黒い斑紋、後方に一対の大きな黒い斑紋が入ります。上部の班紋が消えたものや班紋がない個体があります。
産卵は4月下旬、2~3個づつ土中に、幼虫は土中で植物の根を食べ、土中で蛹になります。成虫は落ち葉の下や朽ち木の樹皮下、岩の隙間などで集団で越冬します。