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アオキ科~アオキ(青木)

美しい葉と花の少ない時期に赤い実を楽しめることで人気ですが、植え込みなどで見かけるのは雌木ばかり。受粉は大丈夫なのでしょうか。クリーム色の実がなるシロノミノアオキや散り班、覆輪、中班などの斑入りや細葉などの多くの園芸品種が楽しめます。

アオキの特徴

アオキの雌花、雄しべは退化している

アオキが地味な変わった花を付けています。別名アオキバ(青木葉)。アオキ科(前ミズキ科)アオキ属日本原産の1~3mになる常緑低木です。

厚く光沢がある楕円形のアオキの葉

この場所は少し薄暗く足元にはクマザサが植えられています。厚く光沢のある葉は対生、8~20cmの楕円形、荒い鋸歯があります。枯れると黒くなります。

数年は奇麗な緑色の茎でアオキの名の由来

茎は鮮やかな緑色です。アオキはこの緑色が数年続きます。アオキの名前はこの茎のきれいな緑色から名付けられました。

アオキの幹

古くなると木質化して灰褐色になります。

枝先に穂状につくアオキの花

斑入りの葉の品種は少し明るいところに植えられています。花は枝先に穂状につきます。花期は3~5月。

雌花

赤紫色の花弁は4枚、緑色の子房があるアオキの雌花

アオキは雌雄異株、上の写真は雌花です。花径1cm、赤紫色の花弁は4枚、雄しべが退化してしています。緑色の部分は子房です。

雄花

赤紫色の花弁に黄色い葯をもつ雄しべ4本が目立つ雄花

雄花です。黄色い葯をもつ雄しべが4本。雄花のほうが雌花より花序が大きくなります。

果実

ヒヨドリが大好きな赤いアオキの果実

ヒヨドリやツグミが大好きな実です。ヒヨドリから逃れられた前年の果実が残っていました。もちろん実がなるのは雌木だけです。雄木は「ばか」と呼ばれます。12月、2cmの果実が赤く色づきます。外側の赤い部分が外果皮、内側に柔らかい内果皮に包まれた大きな種子があります。

虫こぶ

 羽化したタマバエが卵を産み付けた虫こぶ、羽化する5月までここにいる。

中途半端な熟し方をしている実はアオキミフクレフシと呼ばれる虫こぶです。アオキミタマバエが卵を産み付け、羽化する5月までこの中で成長します。鳥に食べられることもなく残るのでアオキオクレミと呼ばれます。

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