トラフシジミ
- チョウ目シジミチョウ科シジミチョウ亜科
- 分布 北海道、本州、四国、九州の平地から山地まで
- 前翅長 16~21mm
- 出現 4~8月(年2化)
- 幼虫の食草 マメ科、バラ科、ツツジ科など幅広い
- 完全変態
- 越冬 蛹
成虫
4~5月に現れる春型と6~8月に現れる夏型で翅色が変わります。翅裏の地色は春型では灰白色、夏型は褐色、外縁から基部にかけて褐色の横帯があります。この虎柄が名の由来です。後翅の外縁の橙班がトラフシジミの特徴で、外縁に平行に2列の黒点列が入り、尾状突起があります。
翅表は黒地、中央は青紫色に輝きます。見る角度によって輝きが変わり、春型の方が明るい色になります。残念ながら翅を開いてくれませんでした。
幼虫
幼虫の出現期は4~9月、わらじ型の芋虫で各節が隆起し三角状に突出し、面白い形、紅色、緑色、白色と色の変異があります。終齢で17mmほど。葉裏で蛹化します。