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ヒガンバナ科~ハナニラ(イフェイオン)

名前は今一つですが、星形の花は少しぽってりとして華やかです。

ハナニラ

ヒガンバナ科(ユリ科から移行)ハナニラ属の多年草
南米原産
帰化種 明治時代に観賞用として渡来
草丈 8~15cm
花期 2~5月
名の由来 茎や葉に刺激を与えるとニラのような匂いがするから
英名 スプリングスターフラワー
別名 イフェイオン、セイヨウアマナ(西洋甘菜)。

鱗茎からニラのような10~25cmの線形のやや多肉質の葉を出します。葉は立ち上がらずに地面に寝るように伸びます。鱗茎は直径2cmで白色。花が終わると黄色くなり枯れます。

ハナニラ

葉の間から15cm程の花茎を出し、茎頂に花径3cmの漏斗型の花を一輪付けます。ハナニラはお日様を追いかけます。太陽がない時は開きません。ヒマワリはお日様を追いかけて顔を向けますが、これは花が追いかけるのではなく、まだ若く成長している時はお日様が当たっていない側の茎が伸びることで起きることだそうです。

膜のような2cmほどの苞葉が緩く巻いています。

花色は白色、薄紫色、青紫色など。花は茎や葉と違って微かに甘い香りがします。

ハナニラ

花被片の裏側には暗紫色や褐色の筋が入ります。2枚の苞の様子がアマナに似ています。

花筒は1.2cmの円錐形、花弁の中央にくっきりと紫色の筋が入っています。花弁に見える外側の3枚が萼(外花被片)内側3枚が花弁(内花被片)です。

雌しべ1本、花柱は糸状、葯の間に隠れています。雄しべ6本。黄色い葯が見えます。長い雄しべ3本は花弁から覗いていますが、短い3本は花筒内にあります。

果実

1cmの円筒形の蒴果を付け、種子は2mmの黒色、楕円形です。

育て方

土壌も選ばず、植えっぱなしで手間いらずの植物です。増えすぎを心配するほど丈夫です。日当たりを好みますが半日陰でも花を付けてくれます。乾燥にも強く地植えでは水やりの必要はありません。種を付けないように花がらは摘み取ります。球根の植え付けは10月頃に、分球で増やせます。種播きは5~6月に。病害虫は特にありません。

毒あるの‽

ハナニラは食べると下痢を起こすという記事がありました。有毒ではないけどまずいという記事もありました。ニラと間違えて水仙の葉を食べて中毒になる人がいて注意喚起されていますが、それほどの大事にはならないようです。でもワンちゃんには気を付けてあげた方がいいかもしれません。

食用のにらの花は

同じヒガンバナ科ニラ属の食用の花です。

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