メランポジウムの花の上でよく見かける蛾がいます。ゴボウの害虫として知られるハマキモドキ科のゴボウハマキモドキです。
ゴボウハマキモドキの特徴
成虫は3月から10月頃までみられます。5~8mm程、開張で10mm程の昼行性の小さなガです。全体的に暗褐色か灰色を帯び、白い横帯と銀色の小紋のある複数の黒紋があります。別名クロモンハマキモドキ。鱗粉がきらきらと小さいながら目立つ華やかなガです。翅の後ろの縁が内側に巻き込むように乱れています。
ゴボウハマキモドキの一生
葉裏に数粒ずつ産卵します。幼虫はイモムシ。淡黄色から淡緑色になります。大きさは8mm。ゴボウやキク科のの葉裏に薄く糸を張って葉肉を食べます。繭は10mm、蛹は約5mmの完全変態です。