自然教育園 生き物

ハマキガ科~ビロードハマキ(天鵞絨葉巻)

水生植物園で葉の陰に見つけたド派手な蛾、思わず近くにいた人に声をかけてしまいました。(撮影日6月21日)

ビロードハマキ

特徴

日本に250種ほどいるハマキガ科の中で最大の蛾です。ハマキガは幼虫が葉を糸で綴ってその中に潜み葉を食害する蛾です。ハマキガは夜行性の種が多いのですがビロードハマキは昼行性です。南方系の蛾ですが今は東北地方まで見られるようになり本州から九州に、海外では中国大陸に分布しています。

ビロードハマキ

こちらが頭部

開帳、雄は35mm前後、雌は45mm前後です。翅は細長く前翅は黒地に黄白色の斑紋が入り一対の赤色の縦条が入ります。この個体は雌、雄は小型で前翅の白い紋が小さく外縁は特に黒く見えます。頭部にも翅と同じような斑紋があって頭を守っているのでしょうか。橙色に黒い縞模様の入った脚が見えています。

ビロードハマキ

後翅が見えています。橙黄色に黒い紋が入って前翅以上に派手。

ビロードハマキ

最後に腹部も見せてくれました。

生活史

出現は2回、6~7月と9~10月。秋に常緑樹に産卵し、幼虫で越冬する1化と、1化が落葉樹に産卵する2化があります。幼虫の食卓はカエデ科、ツツジ科、ブナ科、ヤマモモ科、モクレン科。成虫の捕食者はカマキリ類、捕食性のキリギリス、網を張る蜘蛛、幼虫はアナバチ類、スズメバチ、クチブトカメムシなど。

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