草むらから飛び出してきたのは
ヒメネジロコヤガ
- チョウ目ヤガ科スジコヤガ亜科
- 分布本州、四国、九州、南西諸島
- 開帳 16mm
- 出現期 6~9月 年1化
- 夜行性
- 幼虫の食草 オヒシバ、イネの葉
- 成虫 広葉樹の樹液
前翅基部はネジロの名の通り広く白色、この部分がピンク色になる個体もあります。前翅の前横線と中横線の間は茶褐色やオリーブ色の帯があります。よく似たヒメオビコヤガは後縁に向かって幅が広がります、中横線の外側に、途切れた黒線で縁取られた白い腎状紋があります。後翅は暗灰色。雌雄同型、交尾器を見ないと区別できません。普通種と言われますが、あまり見かけたことがなく、生態はよくわかりません。