頭から突っ込んで夢中でお食事、せわしなく花を渡ってあっという間に飛び去りました。
ハラアカヤドリハキリバチ
- ハチ目ハキリバチ科
- 分布 本州、四国、九州
- 大きさ ♀13~16mm ♂11~16mm
- 出現 7~8月
- 食べ物 幼虫、成虫とも花の蜜や花粉
- 完全変態
- 越冬 前蛹
- 旧名 ハラアカハキリバチヤド
頭部、触角、胸部、腹部の第1腹節、脚が黒色、腹部第2腹節以降が赤褐色です。翅は暗褐色。全体に強い点刻があります。
労働寄生バチ
他の労働の成果を搾取するハチ。ハラアカヤドリハキリバチはオオハキリバチの作った巣を見つけると、壁を食い破って侵入、花粉団子に産み付けられたオオハキリバチの卵を噛みつぶし、そこに自分の卵を産み付け、巣を乗っ取ってしまいます。
ハキリバチは葉を丸く切り取り竹筒や隙間に巣を作りますが、オオハキリバチは葉を使わず竹筒や昆虫の作った穴に松脂などで作ります。