自然教育園 チョウ目

スズメガ科~キイロスズメの幼虫

キイロスズメ

  • チョウ目スズメガ科ホウジャク亜科
  • 分布 本州、四国、九州、沖縄
  • 開帳 80~105mm
  • 成虫出現期 5~10月 年2化
  • 幼虫の食べ物 ヤマノイモ ナガイモなどの葉
  • 完全変態
  • 越冬 蛹

終齢幼虫

キイロスズメの終齢幼虫

9月3日・ヤマノイモ・自然教育園

 

90mmほどもあるでかい幼虫。6~10月に発生します。褐色型と、緑色型があります。でかい体のわりに小さな頭部、刺激を受けると埋めてしまいます。第1腹節には大きな、第2腹節には小さな眼状紋があります。尾角は下方に湾曲しています。

キイロスズメの終齢幼虫

尾脚と4対の円筒形の腹脚でしっかりと茎を掴んでいます。胸脚で葉を掴んでむしゃむしゃ、大食漢です。

キイロスズメの終齢幼虫

地上で疎繭を作って蛹になります。越冬する個体は地中に繭を作ります。

キイロスズメの幼虫

9月30日・自然教育園

 

キイロスズメの終齢幼虫

8月14日・ヤマイモ・自然教育園

 

葉に隠れていた緑型のキイロスズメの幼虫、小さな頭を引っ込めて、黄色い小さな脚を縮めています。

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