コアオハナムグリ
- 甲虫目 コガネムシ科 ハナムグリ亜科
- 分布 北海道、本州、四国、九州
- 体長 １１～１.５ｃｍ
- 出現期 ５～１０月 年１化
- 幼虫の食べ物 腐植物 朽ち木
- 成虫の食べ物 花粉 蜜
- 完全変態
- 越冬 幼虫 成虫
６月１７日・自然教育園
緑色から銅色に白斑をちりばめた小さなハナムグリ。背面全体に短毛が生えています。頭部は黒く、長方形で密に点刻が刻まれ頭楯全面は深く凹んでいます。小楯板は長い三角形で先端はわずかに尖ります。
前翅は肩口で幅広く、その後方は抉れています。背面には点刻の列が数列、短い褐色の毛が見られます。腹面は黒色で光沢があります。
臀板は円く盛り上がり４個の白斑が入り褐色の毛が多く見られます。前脚脛節に外向きの３本の歯状突起があります。
１１月１１日・セイタカアワダチソウ・自然教育園
ハナムグリはいつも花に頭を突っ込んでいます。
１０月２０日・タイアザミ・自然教育園
卵から成虫まで１～２年。５～６月に土中に産卵、幼虫は腐植物や朽ち木を食べ、終齢は３齢、生息亜所で蛹化します。
９月１６日・ツルボ・自然教育園