コウモリガ
- チョウ目コウモリガ科
- 分布 北海道、本州、四国、九州、対馬、屋久島
- 開帳 ♂45~90mm、♀70~11mm
- 成虫出現期 8~10月 年1化
- 幼虫の食べ物 草本、ゴマノハグサ科、ブナ科、トウダイグサ科などの樹木の木質部
- 成虫 不食
- 夜行性
- 完全変態
- 越冬 卵
昼間は小枝などにぶら下がり、夕方から活動します。前翅と後翅の形や翅脈のパターンが似た原始的なガだそうです。前脚と中脚は毛が密生し太く、後脚は極端に細く短い、また触角が極端に短く細い。複眼も小さい。
メスは飛びながらも産卵するとか、その数は数千個。孵化した幼虫は最初は地表の草本の茎の中で育ち、3~4齢になると、樹木に食入、入口は木くずや糞を糸で綴って蓋をします。直線的に食べ進み被害を与えます。8月頃、糸で入り口を塞いで蛹になります