自然教育園 生き物 トンボ目

イトトンボ科~ホソミイトトンボ

金属光沢に水色の斑紋が美しいイトトンボです。

ホソミイトトンボ

  • トンボ目イトトンボ科ホソミイトトンボ属
  • 分布 本州、四国、九州
  • 出現期 4~12月
  • 大きさ 夏型28~34mm 越冬型33~37mm
  • 幼虫の食べ物 水中の小さな生き物
  • 成虫の食べ物 昆虫やクモ類
  • 不完全変態
  • 越冬 成虫
ホソミイトトンボ

夏型♂・8月17日・自然教育園

 

秋に羽化して越冬し、翌春に交尾して産卵する越冬型と、初夏に羽化して秋に命を終わる夏型があります。水生植物の多い池や沼を好みます。越冬型は11月頃にはオスメスとも褐色になり、草地から樹木の多い場所に移動し地上1~2mのササやつる植物などにぴったりとくっついて過ごします。春に成熟すると色鮮やかなブルーに染まります。夏型より鮮やか。細身のイトトンボの中でも特に腹部が細長いフォルム。眼後紋と後頭条が繋がっていること、胸部側面と、腹部第8,9節と第10節の大部分が青色であることがホソミイトトンボの特徴です。

日本で成虫で越冬するのは本種の他には、オツネントンボとホソミオツネントンボの3種類だけだそうです。

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