樹液を吸いに来たクロコノマチョウに出会いました。
クロコノマチョウ
- チョウ目タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科
- 分布 本州、四国、九州、南西諸島
- 開帳 60~80mm
- 出現期 3~11月 年3~4化
- 幼虫の食草 イネ科
- 成虫の食べ物 樹液、腐果実
- 完全変態
- 越冬 成虫
- 名の由来 黒くて木の間(コノマ)で見られるチョウ
明るい場所より薄暗い樹林などを好み、活動が活発なのは早朝と夕方から、日中は林床や草の間などで休んでいることが多いようです。翅は表裏ともメスは茶褐色、オスは黒褐色で枯葉のようです。翅の端が突出しますが、メスの方がオスより顕著に出ます。6~7月に発生する夏型と9~11月に発生して越冬する秋型があります。斑紋は夏型は波状、秋型は枯葉状で、秋型の方が大型で翅の突起が強くなります。翅表には眼状紋があります。
翅表の眼状紋と奇麗な緑色で頭部が特徴的な幼虫も見たいですね。