自然教育園 生き物 チョウ目

タテハチョウ科~クロコノマチョウ(黒木間蝶)

樹液を吸いに来たクロコノマチョウに出会いました。

クロコノマチョウ

  • チョウ目タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科
  • 分布 本州、四国、九州、南西諸島
  • 開帳 60~80mm
  • 出現期 3~11月 年3~4化
  • 幼虫の食草 イネ科
  • 成虫の食べ物 樹液、腐果実
  • 完全変態
  • 越冬 成虫
  • 名の由来 黒くて木の間(コノマ)で見られるチョウ
クロコノマチョウ

5月31日・コナラ・自然教育園

 

明るい場所より薄暗い樹林などを好み、活動が活発なのは早朝と夕方から、日中は林床や草の間などで休んでいることが多いようです。翅は表裏ともメスは茶褐色、オスは黒褐色で枯葉のようです。翅の端が突出しますが、メスの方がオスより顕著に出ます。6~7月に発生する夏型と9~11月に発生して越冬する秋型があります。斑紋は夏型は波状、秋型は枯葉状で、秋型の方が大型で翅の突起が強くなります。翅表には眼状紋があります。

翅表の眼状紋と奇麗な緑色で頭部が特徴的な幼虫も見たいですね。

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