自然教育園 カメムシ目

ワタフキカイガラムシ科~オオワラジカイガラムシ

オオワラジカイガラムシ

  • カメムシ目,,
  • 分布 北海道、本州、四国、九州
  • 大きさ ♀8~12mm ♂5mm
  • 出現期 5~6月
  • 食べ物 カシ、シイ、ケヤキなどの汁
  • 不完全変態
  • 越冬 幼虫

国内では最大のカイガラムシで雌雄異形です。

オオワラジカイガラムシ♂

♂・5月4日・自然教育園

 

赤みを帯びた黒褐色、煤けたような黒い翅を持っています。

オオワラジカイガラムシ♂

 

オオワラジカイガラムシ♀

♀・5月5日・自然教育園

 

幼虫期と同じワラジ型、褐色の体に蝋物質を纏っています。脚、触角は黒色。終生、脚を持ち移動が可能です。アリとは共生関係、甘露を出して与え、テントウムシなどから守ってもらいます。
5~6月に産卵、12~1月に孵化し、寄生植物に移動し越冬します。

オオワラジカイガラムシ幼虫

幼虫・3月9日・自然教育園

 

褐色で、触角や脚は黒色。

オオワラジカイガラムシ

幼虫・3月9日・自然教育園

 

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