自然教育園 野草 雑草 植物の構造

ウマノスズクサ科~ランヨウアオイ(乱葉葵)

ランヨウアオイ

  • ウマノスズクサ科カンアオイ属
  • 分布 関東南西部、静岡東部、山梨南部に至る太平洋側の落葉樹林、雑木林の林床
  • 日本固有種
  • 花期 3~5月
  • ギフチョウの幼虫の食草

茎は地を這い、葉柄は7~15mm、葉は幅4~8cm、長さ6~15cmの広卵形、卵状楕円形、鉾状広卵形、先端は鋭頭、もしくは鈍頭、基部は心形で両側は鉾状や耳状です。光沢があり短毛が散在します。乱葉の名は葉に雲紋状や斑点状の白斑は入ることがあることによります。

ランヨウアオイ 

ランヨウアオイ 

花は25~40mm、葉柄の基部に1個付きます。花弁はなく淡柴褐色から緑褐色の三角状卵形の蕚片が3枚、蕚筒は長さ10~13mmの丸みのある筒状で淡緑色、縦筋が入り上部はやや狭まります。蕚片内は暗色の隆起したひだがあり、雄しべは12個、花柱は6本。

ランヨウアオイ

-自然教育園, 野草 雑草, 植物の構造

Copyright© 奥行き1mの果樹園 , 2025 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.