植物の構造 育て方

スベリヒユ科~レウィシア(岩花火)

ちょっと多肉質な葉に脈の入った鮮やかなピンクの花が数輪付いた花鉢が店先にぽつんと置かれていました。

レウィシアの特徴

スベリヒユ科レウィシア属の常緑多年草です。北米の鉱山の岩場に自生する高山植物で昭和初期に渡来しました。和名はイワハナビ(岩花火)。

レウィシアの多肉質な葉

草丈は10~30cm。ロゼット状の葉は長さ5~10cmのへら型で多肉質です。

レウィシアの花

花期は4~6月、中央に10~15cmの花茎を伸ばし、花径2~3cmの花を数輪咲かせます。萼は5~6枚、花弁は7~10枚、薄い花弁で脈があります。花色はピンク、白色、橙色で白い覆輪があるものもあります。この花は花弁10枚、雌しべ7本、白い覆輪があります。

育て方

地植えには適していなので鉢植えにして日当たりがよく風通しの良いところに置きます。夏は苦手なので日陰に置き冬は耐寒性はありますが風よけをします。根腐れするので乾燥気味に育てます。葉や花に水が当たらないように。花がらを積み、花が終われば花茎ごと切ります。秋に1~2年に一度は植え替えをします。株分けはしにくい植物で、種を取り寄せて2月下旬~4月上旬に蒔きます。アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジが付くことがあります。

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