メタリックな輝きが美しい小さなハムシです。見つけるとちょっとうれしくなります。
アカガネサルハムシ
- 甲虫目カブトムシ亜目ハムシ科
- 分布 北海道から沖縄の山地の雑木林や草むら
- 大きさ 6~8mm
- 出現 4~6月
- 発生 年1回、完全変態
頭部、前胸背は金緑色、上翅の会合部は沿いは緑色、他の大部分は赤銅色。角度によって色合いが変わって見えます。本州と南方では色合いに変異があります。表面には点刻があり、灰白色の柔らかい毛がまばらに生えています。触角の基部4節は細く、先端の5節は幅が広くなっています。
音や振動に敏感でポロっと落ちます。昼行性です。
食草は幼虫成虫ともノブドウやエビヅル、トサミズキ、ハッカなど。落ち葉に産卵し孵化すると地中に潜り、根を食べるそうですが、幼虫はどんな姿なんでしょうか?成虫は葉を、ブドウ農家にとっては迷惑な害虫だそうです。越冬は成虫、幼虫で。
猿の名が付くのは、縁起物の括り猿(くくりさる)に例えているからだか。