いかにもドクガ
スギドクガ
- チョウ目ドクガ科
- 分布 北海道、本州、四国、九州、屋久島
- 開帳 43~60mm 雌の方が大きい 春型の方が夏型より大きい
- 出現期 5月、7~8月 年2化
- 幼虫の食草 針葉樹の葉
- 完全変態
- 越冬 若齢幼虫
ドクガは毛の多い脚を前に投げ出して止まります。灰褐色から褐色、暗褐色の蛾で雌の方が白っぽく、大型です。内横線は黒褐色で太く明瞭で波打ちます。外横線はぎざぎざ。スギドクガの特徴は腎状紋の上部が弧を描き、下部が鋸状になっていることです。
ドクガの名がついていても有毒でない蛾も多く、スギドクガも卵から、成虫まで毒はありません。