キク科～シロヨメナ（白嫁菜）

茎は細く頼りなげで重そうに小さな可愛らしい白い花が沢山つけます。

シロヨメナ

キク科シオン属の多年草
本州から九州、朝鮮、中国、台湾の林縁や林内
在来種
草丈　３０～１００ｃｍ
花期８～１１月

葉

茎は細く下部は紫色を帯び、直立または斜上し上部でよく分岐します。葉は互生、幅２～５ｃｍ、長さ５～１５ｃｍの長楕円形、先端は尖り基部は楔形です。葉柄はほとんどなく狭い翼があり茎は抱きません。基部から伸びた長い３脈が目立ち、下部の葉は荒い鋸歯があります。葉質はやや薄く裏面は淡緑色、あまりざらつきません。

花

散房状に沢山の１.５～２ｃｍの頭花を付けます。白色の舌状花と黄色い筒状花からなります。

総苞は筒型、総苞片は３列、淡緑色で鈍頭、先端は色が濃くなります。雄しべは５本が合着し筒状になった集約雄しべから黄白色の柱頭が伸びています。花柱は長く伸び２分岐し扁平で先端が内側に曲がり３角形に見えます。

果実

果実は２～３ｍｍの痩果で３～４ｍｍの冠毛があります。

毛が密生しています。

虫たち

シロオビノメイガ

ヒメセマダライエバエ♂

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