植物の構造 育て方

アブラナ科~スウィートアリッサム

色々な花色があって小さな花がたくさん集まったくす玉のような手毬のような形も可愛いですね。明るい緑色の葉も花色を引き立てます。別名、ニワナズナ(庭薺)、ニオイナズナ。いい香りがします。

スウィートアリッサムの特徴

手毬のようないい香りがするスウィートアリッサムの花

地中海沿岸の原産のアブラナ科ロブラリア属の常緑多年草です。以前はアリッサム属に分類されていて、今も「アリッサム」の名前で呼ばれています。

毛だらけで優しい緑色のスィートアリッサムの葉

草丈5~12cm。茎はよく分岐し、幅は15~40cmに広がります。葉は2~3cmの線形または披針形で全縁です。毛が生えています。

球形に花に覆われるスウィートアリッサム

花期は2~5月。夏を越せれば9~11月にも花を付けます。白、ピンク、紫色、黄色、紅色と花色が豊富で、株一面が花で覆われます。花は2~8cmの総状花序で半球状から球形に沢山の花を付けます。花径5mmほど、花弁は4枚、雌しべ1本、雄しべ6本。

花弁は4枚、雌しべ1本、雄しべ6本の白い花スウィ-トアリッサム

果実

スィートアリッサムの短角果

果実は3mmの短角果です。とても小さな種が入っています。

育て方

耐寒性はありますが霜よけは必要です。原産が地中海沿岸のため高温多湿が苦手で根腐れやの原因になりますす。日照不足が株が弱り、病気の原因になります。

手入れ
花が終わったら摘み取ります。梅雨の時期には茎から切り取ります。茎の切り取りが夏越しの可能性が増します。秋には脇芽が出てきます。

種蒔き
夏越しができなくてもこぼれ種でよく増えます。種蒔きは秋。苗は春と秋に出回ります。

スノープリンセスなどのスーパーアリッサムが出回っています。夏に強く大型で斑入りなどの品種もあります。

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