多肉植物のルビーネックレスは花が咲くまでキク科だとは想像できませんした。
ルビーネックレスの特徴
アフリカ南部原産のキク科オトニナ属の常緑多年草の匍匐性の多肉植物です。
葉
赤い茎は蔓状に伸び細長い多肉質の葉を付けます。寒くなったり乾燥すると葉は紫色に変化します。別名「紫月」。
花
花期は9~12月。葉の薄い緑と黄色の花、茎と蕾の赤のコントラストが見事です。長い細い茎の先に頼りなげに少し風が吹いただけでゆらゆら。花径1cm余り。披針形の舌状花と先端が5裂した筒状花のキク科らしい花です。
育て方
耐寒性と耐暑性は比較的ある方です。日光は好きですが、真夏は半日蔭に。耐寒温度は約3度。冬は軒下や室内で育てます。4~6月に5~10cmに切り戻します。切り戻した枝は挿し穂にします
水やり
梅雨期、長雨、特に夏の過湿には注意が必要です。根腐れを起こします。春秋は成長期なので水はたっぷりとやりますが、乾いてから数日後に。鉢皿に水が残らないようにします。
増やし方
4~7月、カットして水に差したり、土を被せれば発根して、簡単に増やせます。
病害虫
アブラムシが付くことがあります。気付いたら取り除きます。