成虫は可愛い見た目だけど、要注意!
ヒメマルカツオブシムシ
- 甲虫目カツオブシムシ科マダラカツオブシムシ亜科
- 分布 北海道、本州、四国、九州
- 大きさ 3mm
- 出現期 4~10月 年1化
- 幼虫の食べ物 衣類繊維、乾物、動物標本など
- 成虫 花粉、蜜
- 完全変態
- 越冬 幼虫
成虫
楕円形に奇麗に収まる形、灰黄色、白色、黒色のまだら模様になっています。触角は短く、こん棒型です。
生態
卵の期間は10~30日。幼虫の期間は通常300日、長いと600日、6~8回多いと10回脱皮します。蛹の期間は7~20日。成虫の寿命は約1か月以上です。羽化後1~2週間蛹殻に留まり、脱出後交尾、2週間ほどで、保有卵の9割を産卵します。産卵後、それまでの光を嫌う不の走行性が、正の走光性へと逆転現象が起き、野外を活発に飛び回ります。キク科の花、特に白い花が好きです。再び屋内に侵入して残りの保有卵を、衣類などに産み付けます。