カクトラノオ
- シソ科カクトラノオ属(フィソステギア属)の多年草
- 北アメリカ原産 大正時代に渡来
- 高さ 60~100cm
- 花期 6~10月
- 別名 ハナトラノオ フィソステギア
茎、葉
繁殖力が旺盛で地下茎で伸びていきます。茎は直立し四角形、カクトラノオの名の由来です。葉は十字対生、1段ずつ90度回転して対生に付きます。葉は葉柄はなく5~10cmの長楕円形、鋸歯があります。
花
10~30cmほどの穂状に四方に規則的に並んで花をつけ、下から咲きあがります。
花色は白、淡~濃紅色、青紫色、筒状で唇形の花を付けます。雄しべは4本、花糸は白色、葯は褐色で上唇に合着しています。花柱は1本、先端が2裂します。
果実
果実は暗褐色の4分果
育て方
強靭な植物で、放任してもよく育ちます。日当たりを好み、日当たりが悪いと花付きが悪くなります。乾燥に弱く、夏場は水やりを十分に。花が終わると下から切り取ります。耐寒性もあるので、茎葉は枯れますが、そのままで冬越し出来ます。数年おきに2~3芽を1株になるように地下茎を切り分けて株分けをします。植え付け、植え替え、株分け時期は、3~4月、10月頃に行います。