クロイロコウガイビル
- ウズムシ目コウガイビル科コウガイビル属
- 大きさ 10~12cm
- 出現期 3~11月
- 食べ物 カタツムリ、ナメクジ。ミミズ、小型の昆虫
- 雌雄同体
- 夜行性
湿潤な環境を好みます。体色は黒色、黒褐色で、光沢があります。扁平で細長く、頭部はへら状、半月状でこの形を笄に見立てて名付けられました。腹面に中央付近に口器があり、咽頭を伸縮させ体外消化します。口器で排泄も行います。粘液を分泌して滑るように移動、跡を残します。全身に幹細胞を持ち、再生能力があります。
ヒルの名が付きますが、ヒルの仲間ではなく吸血しません。世界に仲間は100種、中にはテトロドトキシンを持つ種もいるそうですが、日本では有毒な種はいないようです。カタツムリを食べることから広東住血線虫の待機宿主となる可能性があり、触らない方がよさそうです。